プトマヨ(PUTUMAYO)は、ゴシックロリータファッションを中心に展開しているブランドです。1990年に東京都のラフォーレ原宿で店舗をオープンさせ、ブランドとしてのあゆみが始まりました。かわいらしさの中に毒があるというコンセプトがありロリータ、パンクといった味わいのあるアイテムでも着こなしをカジュアルにしようということで普段着としてうまく取り入れることができるようになっています。商品は、若者であっても購入しやすい価格設定になっています。そしてロリータ系でもほかのブランドと比較すると華美に飾らない印象のアイテムが目立っていて、若いゴスロリファッションファンからも支持が厚くなっています。1987年4月に設立された株式会社ハイパー・ハイパーが母体となっていて、長谷川俊介がマネージャーとデザイナーを兼任しています。
プトマヨ(PUTUMAYO)のショップとアイテム
プトマヨ(PUTUMAYO)のショップとしてはラフォーレ原宿の本店に加えて渋谷区には「PUTUMAYA lay AGULIERIA」、さらに新宿店、名古屋店、大阪店、福岡県の天神店があります。そのほかインターネット上では「プトマヨオフィシャルオンラインストア」や、楽天市場の「PUTUMAYO楽天市場店」でアイテムを購入することも可能です。商品は総じて個性的かつ機能的であり、コンセプトに違わないものがそろっていて人気になっています。全身をブランドで統一してコーディネイトすることもできるようになっていてパーカー、キャミソールなどといった衣服のほかアクセサリー、雑貨などもあります。こういったアイテムは外国人の間でも注目されていて、総売上げのうちおよそ2割が外国人によって購入されていることがブランドの特徴にもなっています。
プトマヨ(PUTUMAYO)のアプリ
プトマヨ(PUTUMAYO)は国内外にファンを持っているブランドであり、2007年にはフランスのパリで開催された「JAPAN EXPO」といったイベントにも参加しています。2013年には、iPad用のアプリとして「Putumayo – The Looks for iPad」をリリースしたことも話題になりました。アプリを起動すると、フィギュアのようにも見えるモデルが画面に現れます。モデルはターンテーブルに立っていて、それを指でタップして操作することによって、トータルコーディネートされているモデルの姿を全方位360度どこからでも閲覧することが可能です。コーディネイトのパターンは全部でブランドで定番となっている6種類があり、全身だけでなく服のこまかなところまでを確認することができます。開発にあたってはカメラマンであるTAKAKI_KUMADA、アートディレクターである野尻大作らが参加しています。1人のモデルにつき、130枚の撮影が行われました。(プトマヨ(PUTUMAYO))