このドレスが持つ二つの顔
闇を思わせる黒を背景にリボンが繋ぐ整然とした赤い薔薇のブーケ、芳香を思わせるピンク色の背景に無造作に束ねられた様々な薔薇のブーケ、そんな2種類の柄があしらわれたこちらのドレスは、青ざめた肌を表現するゴスロリメイクに良く映えます。
ヴィクトリアンメイデンは、クラシックロリータを代表するブランドです。ヴィクトリアン朝時代の乙女たちの、可憐さと知的さから現れる美しさをひとつの品物として体現化します。レジメンタルストライプを重用する英国調のスタイルが特徴的で一見ゴスロリとは離れている様にも思えますが、そのコンセプトはゴスロリのように、光と闇と言う双極の概念を併せ持つものです。
後姿の美しさ
このドレスの見せどころのひとつとして、ロマンティックが集積されたような可憐な後姿が挙げられます。コルセットを兼ねるレース部分と、ホルターネック使い時の蝶結びが織りなす装飾の妙には心が奪われるものがあります。
また、正面から見ると上部からスカート部分にタックが流れて広がっており、それを切り替えるウエストにはリボンのベルトがあしらわれております。リボンはドレスと共布なので、さりげないアクセントとなって上品な印象です。
ホルターネックドレスの良さ
ロリータファッションの基本となるジャンパースカートでは、大人びた印象になるホルターネックはあまり見かけません。しかし、まっすぐで固定されている肩紐は意外と使いにくく、特になで肩の方は肩紐が落ちやすくなります。その点ホルターネックは安定していますし、肩幅を狭く見せる効果もあって、実はロリータファッションとは相性が良いスタイルなのです。
こちらのドレスの肩紐は、普通の肩紐としてもホルターネックとしても使える仕様で、2種類のスタイルが可能になります。ホルターネックでは、首元に大きなリボンが付いた定番ブラウスとのバランスの抜群ですから、是非お試しになってみて下さい。
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