出典:http://www.hangry-angry.com/newsevent.html
◆HANGRY&ANGRYのアイテム
HANGRY&ANGRYはh.naotoやgoukなどのブランドを展開する株式会社KINCSのファッションブランドで、デザイナーは同企業内のGASHICON(ガシコン)氏です。パンクだけれど気弱ないじめられっ子のHANGRY(ハングリー)とゴスロリでいじめることに生きがいを感じるという困った性格のANGRY(アングリー)は「2つの女の子ネコのぬいぐるみ」です。HANGRY&ANGRYのアイテムは、この2つのキャラクターを使ったデザインが特徴です。
HANGRY&ANGRYは2014年8月からブランドが休止しています。しかし公式サイトではマンガやアニメーションなどのコンテンツが継続中なので現在でも世界観を楽しむことが出来ます。もともとHANGRY&ANGRYは同名の音楽ユニットが連動したブランドなので、そのアイテムはパンクやゴスロリファンだけでなくユニットのファンにも親しまれています。
このHANGRY&ANGRYというブランドは2つのネコのぬいぐるみをイメージし、パンクなデザインとゴスロリなデザインを用意しています。同じ時期のコレクションであれば、イメージは違っていてもテイストと世界観を共通させている服を選べるというわけです。
またゴスロリファッションというと、どこか真面目で陰鬱さがなければならない、というイメージがありますが、それを破壊しているのも特徴です。やけっぱちになっているけれど、奇妙に明るく、たくましいのが2つのネコのぬいぐるみたちなのです。ですからこのユーモラスさがHANGRY&ANGRYをホットなブランドにしていると言っても構わないのではないでしょうか。
デザインもしっかりHANGRYサイドはパンクファッションの基本を押さえていますし、ANGRYサイドもゴスロリの基本を押さえています。そしてどこかユーモラスで、世間の決めた常識を覆すパワーを持っているのです。
出典:http://www.hangry-angry.com/newsevent.html
◆HANGRY&ANGRYの着こなしのポイント
世界観とキャラクターの設定がしっかりしており、アイテムそれぞれがかなりインパクトを持っているのがHANGRY&ANGRYです。色のベースになっているのは基本的に黒なのですが、毒々しく赤があしらってあったり、パープルでインパクトを与えていたりします。大胆にHANGRYとANGRYのプリントをあしらっているワンピースなどもありますが、デザインはシンプルで可愛いものです。
パンクファッションを着こなすにしても、ゴスロリファッションを着こなすにしても、自分なりのユーモアをコーディネートに生かすと、HANGRY&ANGRYの面白さは生かせるはずです。正統派パンクファッション、あるいは正統派ゴスロリファッションかと思えば、どこかに必ずと言っていいほど、HANGRYとANGRYが潜んでいて、そこを発見する楽しみもあります。
出典:http://www.hangry-angry.com/newsevent.html
◆HANGRY&ANGRY洋服の古着買取について
観ているだけでも楽しく、ユーモアを与えることも着こなしには重要なパンクとゴスロリを提案しているHANGRY&ANGRYですが、古着の買取となれば少しシビアな話になります。その理由はポップでユーモラス、でも結構残虐というデザインとブランドの設定しているストーリーや世界観を受け入れられないという古着屋さんが少なくはないからです。
パンクファッションに理解のあるロック系な古着屋さんでも、少しためらってしまうのではないでしょうか。HANGRY&ANGRYは、本来、陰鬱であるべきとか、常に真剣であるべき、といえたパンクやゴスロリをある意味、遊んでいるブランドでもあるからです。ですから本当は最もパンクであり、ゴスロリらしいHANGRY&ANGRYの買取をお願いするのであれば、ブランドを理解し、さらに世界観を楽しめる古着屋さんがおすすめです。
そうなってくると、ゴスロリファッションを幅広く取り扱っている古着屋さんが良いです。HANGRY&ANGRYのユニークさとセルフパロディの感覚を共有できるファンが買ってくれるからです。また買う目的も前シーズンで買い損ねてしまったデザインのアイテムを狙っていますから、意外と早くに売れます。幅広くゴスロリファッションを扱う古着屋さんは、そのことをわかっているので、きちんと買取を行ってくれます。特にコンディションがいいHANGRY&ANGRYのアイテムで小物もきちんとしていれば高値買取をしてくれる可能性もあります。
HANGRY&ANGRYを買取に出したい場合はゴスロリファッションを幅広く取り扱う、理解ある古着屋さんを探してみましょう。